おとこい - 音楽と恋に落ちる

Tune up the Music,Feel Groove Together!

Skoop On Somebody新曲『ANSWER~歓びの歌~』耳コピ歌詞

Skoop On Somebodyが5月3日(金)に配信リリースする『ANSWER~歓びの歌~』の歌詞を起こしました。

耳コピでもいいから知りたい……という人が居ましたらどうぞ。

 

 

なお、楽曲は5月1日(水)までは、こちらから聴けます。(頭出し済)

 

 

 

 

 

ANSWER~歓びの歌~ 耳コピ歌詞

 

ありがとう その声は
不器用にでもまっすぐに
歓びも悲しみも
風に揺らぐシャツの中で 騒ぐ

 

Moving on

 

初めての口づけのように
初めての裏切りのように
ほろ苦く 噛みしめるストーリー
ガムみたいにそっと吐き出した Who am I?

 

Now I know

 

溢れ出す思いの行方を(Where to go)
探してたどり着いた答えは歓びの歌 だから

 

ありがとう ありたっけの笑顔(ありがとう)
ありがとう ありったけの涙(ありがとう)
I hope see you again!
いつでも Keep it touch!
新たな旅が始まる今日も Let's go! (????)


思い出は色とりどりに 縁取られたステンドグラス
教会のピアノが響き 誰も皆祈ってるみたいに Singing!
ありふれた言葉かもしれない(Thank you all)
でもそのぬくもりが僕らに力をくれる いつも

 

ありがとう ありたっけの声で(ありがとう)
ありがとう ありたっけの愛で(ありがとう)
I hope see you again!
いつでも Keep it touch
僕らの旅は終わらない これからもOh yeah!(Oh yeah!)

 

その声を重ね合おうOh yeah!(Oh yeah!)
歓びの歌 歌おうOh yeah!(Oh yeah!)
互いの夢称え合おうOh yeah!(Oh yeah!)
答えはいつでもこの場所に

 

Thank you all 
And see you again
Thank you all
Singing Love Oh yeah
Thank you all Oh yeah

 

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1番のサビの最後、コーラスの部分だけが聴き取れなかったです。

リリースまでの短い間、音楽を楽しむお手伝いができたら嬉しいです。

好きな曲をただひたすらに紹介していく【現在10曲】

 

好きな曲は聴いていると思わず身体が揺れてしまう曲です。

身体が音楽を感じるときにしか得られない気持ちよさ、いわゆる『グルーヴ』を感じるコトができる曲。主にR&B、ジャズ、ソウルといったブラックミュージックに多いですが、テクノやロックにもあります。

ジャンルとはちょっと違うので、勝手に『グルーヴもの』と呼んでます。

 

そういった楽曲をひたすら集めたプレイリストを作り、全てに一言レコメンドを書きました。定期的に追加していきます。

 

2024/04/21現在 10曲

 

 

 

 

 

1:きらり 藤井風

小室哲哉宇多田ヒカル系の20年一度出てくるヤバい天才の名刺とも言える曲。「後半のコーラスを聴かせて音数を減らし持ち上げてからの思いっきり広がるの最高。

 

2:恋音と雨空 AAA

音を盛りまくったビートの組み方が完璧過ぎる。そのうえピアノはずっと聴いていられそうな素敵な音してるし、歌声もハマってる。

 

3:長く短い祭 椎名林檎

最初のウーリッツァーと歌声だけでグルーヴが作られてるの最高。その後にベースの音、ドラムが入ってもう楽しいでしかない。

 

4:come again m-flo

抜群のグルーヴを持ったビートは気持ちいいし、そこに優雅に流れていくストリングスとハープがすんごい美しい。全く色褪せないナンバー。

 

5:Sha La La Disco Neibors Complain

開始1秒で完全に惹き込まれる。人が演奏して作るグルーヴの気持ちよさとハーモニーの心地よさ。2番Aメロのファルセットはヤラれる、サビ前のリズムもいい。

 

6:Lonely Lonely LUCKY TAPES  feat. Chara

おしゃれに大人に弾んだ感じが素敵すぎる。リズム隊(ドラムとベース)が息ぴったりで超気持ちいいし、そこに乗っかってる音が全て良すぎる。

 

7:Kiss Plan M!LK

最近のアイドルすごいなって思った。ベースラインと歌声のリズム感がよく、音の抜き差しや縦を揃えたりビートを細かくするタイミングが巧み。

 

8:Spending all my  time Perfume

中田ヤスタカサウンド気持ちいい。最初のシンセだけで身体が動く。そこからの音の積み重ねがマジで芸術的なグルーヴしてる。

 

9:Overdose なとり

時折細かくなったハイハットが入ってくるのとクラップを入れるタイミングがいい。ピコピコ感があるサウンドや気だるげな歌声も好き。

 

10マイハートハードピンチ 相対性理論

超グルーヴィーなバンドサウンド。ドラムとギターがキレイに噛み合って、ベースが隙間を縫うように入るのすごすぎ。やくしまるえつこさんの凛としてミステリアスな歌声大好き。

邦楽マイ・ベスト20

 

SpotifyApple Music両方で公開されている、日本国内の楽曲限定でベスト20を作りました。旧ブログ「ヘッドホンといっしょ」から移動したからには、心機一転で名刺代わりのプレイリストを持ちたいと思いました。

 

『音楽ライターになろう』という、ブルースライター妹尾みえさんの本には「音楽ライター名乗るなら自分のベスト100を作るべき」と書かれてたけど、優柔不断な私は1年かけても選べないと思うので、ひとまずはベスト20から。

 

選曲が決まり振り返ると「note」「ヘッドホンといっしょ」時代に取り上げたことがある曲が多い気がするけど……スミマセン、もう頭ごっちゃごちゃでわかんない。

 

 

ここで一度清算して、次のステップにいきます。そのベスト20がこちら

 

 

 

 

 

これが「私らしさ」だと思いました。

 

男性ボーカルが多いのは、私hariは声が低くてハスキーなので女性ボーカルを歌うと全然声が出ないんです。なので、普段から男性ボーカル聴きがちです。

あとは歌詞の要素も大きい。18曲全部歌詞がいいって胸張って言える。(※2曲はインスト)

 

そして……なんといってもグルーヴ。

このブログのサブタイトルが"Tune up the Music,Feel Groove Together!"(音楽聴いてグルーヴ感じよう!)なのもあって、どの曲もグルーヴィー。気持ちよさは保証します。

 

 

ってかさ、エロい曲や不埒な曲がまぁまぁありますよね。

 

 

今後は20位から一曲ずつ順番に語っていこうと思います。お楽しみに。

Skoop On Somebodyマイ・ベストテン

 

4月6日オンエアのFM宝塚『MUSIC FRAVOR~センリの道もサカセから~』でセンサカベストテンの感想を聴いているうちに「もし私がSkoop On Somebodyでベストテンやるならあれとこれと……」と、思いプレイリストを作りました。

 

一つずつシングル/アルバムをチェックして「これはベストテンだな!」と思った曲が36曲。そこから削った結果がこうなりました。

 

 

 

 

改めて選んで書いて思ったのは、性癖がでてる。

TAKEさんが書く歌詞、色恋や不埒さと希望、そしてグルーヴ。ビートが刻まれて無いと物足りなさを感じちゃうな。

以下、ちょこっとだけコメントを書いています。一個人のベストテンですが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

10位:Nice'n'Deep

10位はいくつか候補があったけど、今の私自身に素直になった結果。

日常と音楽ライターの掛け持ち超楽しい……でも、疲弊もある。決して表に出さないようにしてるけどね。

ゆっくり休む暇がない。いっそ低いBPMと濃厚な夜に沈んでいたいと思った。(最初からネガティブなコト書いてすみません……。)

 

 

9位:SUPER SHINING

ヘッドホン買うときのリファレンスにもしてる。一音一音の重ね方がすんばらしい。

大量に音色が使われていて、その全ての音が奇跡的にハマっている。サウンドのバランスでいえば1位。「ある日突然、頭の中に全部の音が鳴る。」ってKO-HEYさん曲作りについて語ってたけど、これ全部聴こえた……の????

 

 

8位:風待ち

すーっと心地いい風が心に流れていくような、優しくて柔らかいサウンドはずっと聴いていられる。

そのうえ、とてもグルーヴィーだから好き。あと、2番Aメロの歌詞がキレイすぎる。

 

 

7位:想い(S.O.S.editon)

歌詞全体を通して小説読んでるみたい。

情景描写を盛り込んでからの、過去の回想で聴き手に色々想像させる。それがホーンが作る夜っぽさとハマってる。

 

ただ……2番で左だけ聴こえる「確かめ合おう」で、どうしても顔真っ赤なって俯いてしまう///////////

 

 

6位:Beatutiful Day

今現在、夢を追いかけているから救われてる。

日常の空き時間スキマ時間全てを画面の向こうに捧げて、文章を書いてると出てくる「私なにやってるんだろう」という気持ちも、ちゃんと届いているのかわからない不安も。

全てこの曲が受け止めている。感謝。

 

 

5位:CRAZY LOVE

真夜中感がある曲で一番好き。

二人以外は本当に誰も居なくて、ひっそりとした空気が漂うサウンドにビートがしっかり刻まれている。この感じがいい。(伝われ)

 

 

4位:One Life Stand

やっぱり身体が動く曲が好き、ファンクが好き、がっつり揺らす3人のグルーヴが好き。

また、3人のハーモニーもTAKEさんが一人で声を重ねるのも聴けるのも強い。

 

 

 

3位:Heaven's Door

Skoop On Somebodyの楽曲でTAKEさんのカラーが一番出ている。打ち込みやってたりギター弾いてたりect...

4位の"One Life Stand"もだけど……TAKEプロデュース大好きです(直球)

 

 

2位:Everlasting Love

心の中のお守りみたいな一曲。

この曲無かったら音楽ライターを目指せてないと思う。しんどいときや心が折れたときはこの曲を聴いていっぱい泣いてる。

 

 

1位:恋の炎

相手への想いを炎に例えた恋心を歌う歌詞が非常に美しくて。甘くとろけるとゆったりしたサウンド、ずっとこの空気に浸っていたい。

ソフトな感じの甘い歌声、雰囲気を作るエロピ、しっかりリズムを刻むドラム。全てが絶妙。終盤のフェイクがとってもキレイに出てる感じ、素敵です。最高。

 

 

 

……いかがでしたか?

優柔不断なので「これで判を押していいのか……」とも思ったけど、一度は判を押しておこう。押さなかったら一生悩んでいると思う。

ひとまず、これが私のSkoop On Somebodyマイ・ベストテンです。

 

 

そして、センサカベストテンの結果で思ったのは……音楽は時代を映す鏡なんだなと。

今は不埒な色恋よりも、心をじんわりとあたためる愛や広く大きな意味での愛が求められてる時代なんだなと。

ただでさえ険しくて苦しい時代なのに、心がざわざわするニュースも多いしね。

 

以上、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

 

 

 

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細かすぎて伝わらないKO-HEYさんの好きなドラムの音5選。その4

 

今日は2024年4月6日、Skoop On SomebodyのKO-HEYさんの誕生日です。55歳のお誕生日おめでとうございます。

 

ある曲の一部分をピックアップし、そこのKO-HEYさんのドラムの音についてじっくり語っていく企画。細かすぎる聴きどころを紹介します。

 

 

過去作もよろしくお願いします。

細かすぎて伝わらないKO-HEYさんの好きなドラムの音5選

細かすぎて伝わらないKO-HEYさんの好きなドラムの音5選。その2

細かすぎて伝わらないKO-HEYさんの好きなドラムの音5選。その3

 

 

 

 

1曲目:One Life StandのBメロ【1:05~1:26/2:11~2:33】

 

オープンハイハット4回でBメロが始まり、オープンハイハット4回でBメロが終わる。

Aメロやサビを繋ぐザラザラとした尾を引くような音(シズル音)がすごく気持ちいい。4回雷直撃したと思うぐらいシビれる。

 

1、2回目は同じ間で叩いてるけど、3、4回目は少し間を開けて叩く追い打ちスタイルになっている。それぞれリズムは一緒だけど音の作りが別物という、ちょっとヒネりが効いた感じがいい。

AメロとBメロを繋ぐ部分に関しては、3回目の音が残ってる状態で叩き込まれる4回目の音が堪らない。

Bメロとサビを繋ぐ部分は音が低くて太い。そのうえ4回目の音がグルーヴに溶け込んでいる。

 

なにより、思いっきり叩いてるのがいい。身体が300%動く音。

 

 

2曲目:Nice'n Slow(S.O.S.editon)2番Aメロ~サビ手前【1:38~2:15】

 

サビが終わってもドキドキ感をつなぎとめるオープンハイハット。微かにオープンの音がシャラシャラと聴こえて、ひっそりだけどしっかりと刻まれるビートは心ときめく音してる。(訳:ここ本当にすんごい大好き)

 

TAKEさんが「君は僕のペースメーカー」と歌う直前と、「この胸の鼓動を」と歌ってる部分では1回強くオープンで叩いて音が残ってる状態で小さくオープンで叩くけど、すごく滑らかな音をしてて思わず息を呑んでしまう。

 

そして、サビに突入する前はタムとスネアを挟みながら小さくシンバル3回、オープン2回。大変かもしれないけど全集中で聴いてほしい。

(あと、何気にAメロからサビ直前の間は強く叩くオープンが2回聴けるの嬉しい。)

 

 

3曲目:Sing a Songのラスサビ【3:40~4:10】

 

ここで取り上げたいのは3ヶ所。フランス料理のメニューっぽく書くと「オープンハイハット祭り~彩りのあるシンバルを添えて~」。

 

 

まずは「唇を強く震わせ」のところ。オープンハイハットの間にスプラッシュシンバルが挟まれていて、それが超ハマっている。TAKEさんの歌とリズムが縦に揃っていてきて気持ちいい。

(※スプラッシュシンバル……小さいシンバル。カホンのときにも叩いてるアレ)

 

続いては「歌い続けよう」の部分。低く太いオープンで2回叩いたあとにシンバルを叩く。低くなってシンバルが入るというビートの変化球が入っているから好き。

 

そして、最後の"いつまでも I Sing a Song for you"の直前、細く鋭い小さいオープンが1回→太く低いオープン2回聴こえるのも好き。凝った作りしてていい。

 

 

 

4曲目:Beautiful Dayのラスサビ【3:51~4:30】

 

パンパンに張ったスネアの音と間が絶妙。ボーカルの隙間の数秒間にスポットライトを思いっきり浴びて超目立ってる感じ。特に聴いてほしいのは2ヶ所。

 

1つ目はサビ直前。

 

タンタタンッタン タンッタンッ タタ(トト)

 

間の使い方にシビれる。タム(トト)に繋いで音が低くなりボーカルに繋ぐ感じがいい。

 

2つ目は「この胸に与えられて歩いていくよ」のあと。

タンッタ→(シンバル)→タンッタ→(シンバル)→タタ(ツツ)→(オープンハイハット

 

タンッタのあとに間髪入れずに挟まるシンバルがかっこいいでしかない。

最後にハイハット2回(ツツ)を入れたあと、オープンハイハットであっという間にグルーヴの中に溶け込んでいく感じがいい。さっきまであんなにスポットライトを浴びていたのに、あっという間に音の中へ消えていく。かっこいいでしかない(大事なことなので2回)

 

Beautiful Dayのラスサビからアウトロまではドラムのためにあると言っても過言じゃないぐらい聴きどころが満載なので、ぜひとも全集中で聴いてほしい。

 

 

以上の4曲でした!

ぜひともサブスクやCDプレーヤーの再生時間を見ながら、じっくり聴いてみてください。回を重ねるごとになってますが、伝わっていたら嬉しいです。ドラムの音はいいぞ。

 

 

おわりに。ちょっとした余談。

今年はオープンハイハットを多く取り上げた内容になりましたが、KO-HEYさんの叩くオープンめちゃめちゃ好きなんですよね。パンチが効いているインパクトがある音。

 

ハイハットはシンバルが2つ縦に重なってますが、このシンバルの上下が逆になっているそうです。KO-HEYさんの師匠さんがやってるんですよね……と、Skoop On Somebodyの後輩であるウルトラ寿司ふぁいやー(ウル寿司)の翼さんがツイキャスで教えてくれました。目からウロコ通り越して生きのいい魚が出た。

 

 

そして、KO-HEYさんへ。

55歳のお誕生日おめでとうございます。滑り込みのお祝いですみませんm(_ _)m

素敵な一年になるように、遠くから願ってます。

KO-HEY'S “Play with Somebody”観に行きます。めちゃめちゃ楽しみです。

ウルトラ寿司ふぁいやー『パリピじゃNIGHT/大人だけど恋してます。』感想

 

去年メジャーデビューした『ウルトラ寿司ふぁいやー(ウル寿司)』というバンドを超推してるんですが、3月20日に「パリピじゃ☆NIGHT/大人だけど恋してます。」をリリースしています。

 

そちらに収録されてるパリピじゃ☆NIGHT』『大人だけど恋してます。』『終電後ドン・キホーテ3曲の感想を書きました。

 

個人的に『終電後ドン・キホーテ』はめちゃめちゃおすすめ。4月4日現在の2024年リリース限定年間ベスト5に入ってます。

 

 

と、いうコトでいってみよう。(※以下敬称略)

 

 

 

パリピじゃ☆NIGHT

 

イントロから太い低音のサックスから超かっこよすぎる。聴いただけでモエシャンのボトルを開けたくなる音してる。

 

Aメロで曲の世界観に身体が馴染んだあと、Bメロのなめちゃんのピアノ×尚也さんのベースがくる。

ピアノは音がテッカテカに光ってパッキパキ。この曲のレコーディングにはアップライトピアノが使われているけど、すらっと流れるところでさえも一音一音が眩しい。

ベースはドゥーン……ドゥーン……ドゥーン……ドゥーンと、ゆったりとした音が4回聴こえるけど五臓六腑にまで響き渡るよこの音。

 

 

そしてサビ前、圧倒的存在感のギター加部輝。

 

 

音が濃縮されたような楽曲なのに、全くぶれない。安心と安定の加部輝。サビでJぺいしょーりんが歌おうとも耳がギターの音に反応する。

特にまじくんのラップの後ろとか「まじくんもラップもいいけど俺の音も聴こうよ、俺ここにいるから俺の音聴いてよ」と言わんばかりに聴こえる。

(そのうえ「テッキィーラ!!」言ってる人と同一人物という現実どうかしてる。)

 

 

そこからリードボーカルJぺいに耳もぎ取られる。

 

 

「俺やっぱパリピっじゃあ゛ん゛ないっや゛ってLowdown⤵」

 

 

ハイトーンボーカルでこんな突き上げるパンチ効いた声、出せる人なかなかいないでしょう。そしてリードボーカル二人のハーモニー。

 

「グルグル廻りだす」

 

ここがいいんだ。しょーりんが前に出てJぺいが後ろでハモりになる不意打ち。頭に残る。好き。

 

2回目のサビが終わるとグッと音数が減りグルーヴィーな構成に。イントロのサックスをループさせつつ、コンガとドラムスティックっぽいカチカチ音が隠し味。細かすぎて伝わらないけど全集中で聴いてほしい。

 

転調したラスサビはアガるでしかない。歌詞でも「乗り切れなくてもOK」って言ってるんだ、頭空っぽにして楽しむしかないそれに尽きる。

 

 

大人だけど恋してます。

 

率直に言って大好き。ウル寿司の強みであるハーモニーの厚さバンドのグルーヴがシンプルに堪能できるナンバー。寿司的ドゥーワップ

 

なんといっても、アカペラ出身勢がいるからこそ作れる完璧なドゥーワップ

このドゥーワップとハーモニーを存分に味わいたいので、あったかいごはんください。あっ、おかわり分の準備もお願いします。間奏の一人だけコーラスパートが分かれるところで絶対ごはんおかわりするので。

 

Jぺいの歌声がすんごいリズムが強調されてていい。冒頭のベイビッに始まり、マイッハァニッ、とんなりのまちっ、リッサアチしてっ……とか紹介してたらキリ無いけど、特に推せるのはラストのいんすてれぇぇぇっどっ。語尾の息遣いが色気含んでる。

前後である"So I find"と"of you"は清涼感あるけど、ここだけそれが消えてる。絶対わざとだよコレ。

 

サウンドの聴きどころは3つ。アカペラ出身勢がいるハイクオリティなハーモニーだけがウル寿司じゃないんだ。アカペラ出身者×バンド出身者という奇跡がウルトラ寿司ふぁいやーなんですよ!!!(力説)

 

1つ目は左からずっと聴こえるタンバリン。すごく軽快な音してるからノリノリ感倍増。

2つ目はめちゃめちゃ細かくビートを刻んでるパーカッション。連打(ロール)っぽいのが聴こえる。Bメロやギターソロ開けがわかりやすい。

3つ目はギターの重ね録り。右と左違う音に挟まれてるからグルーヴの気持ちよさがマシマシになってる。加部輝の左右違う音色に挟まる気持ちよさを知って元に戻れない耳になってほしい。

 

 

終電後ドン・キホーテ

 

最後の最後にとんでもない曲が入ってた。なんでこれトリプルA面しなかったんですか?って思うぐらい良曲。

甘酸っぱいサウンド、スムーズに流れるグルーヴ、切なさを含んだ甘すぎない歌声……最高かよ。

 

サウンドに関してはシンセの音色はほんのり甘く爽やかで流れていく感じ。くわえてリズム隊が前に出ているからグルーヴがしっかりしてる。

それに真ん中でガッツリ鳴ってる太いベースがすんごい気持ちいい。最後のサビで重低音のうねりが来る感じ気持ちいい。

ドラムは控えめながらもキックの振動がとても身体にくるのがいい。被せてる打ち込みのビートもすごくハマってる。

 

歌声はなんといっても……

 

 

しょーりんのファルセットがやばい。

 

 

役者さんには演じた役が憑依するタイプの人がいるけど、しょーりんは歌声に歌詞の物語が憑依してる。優しいけど寂しさをすごく感じる。

 

「買わない香水付けあったの楽しかったね」はなめらかにファルセットに切り替わるけど「香水」で声が震えてる感じ「終電後ドン・キホーテ」のちょっと強めでファルセット。ときめく。

「また気が向いたらねって言ったまま全然連絡くれないから」のファルセットはいい意味でゾクゾクするし、「全然」だけすごく寂しそうな感じで胸が締め付けられる。

 

(そのあとに「悔しいけどまた僕が誘って 」ってやや強めのJぺいさんのファルセットがくるのもいい。)

 

 

歌詞書いてるのはまじくん一人だけど……『毒を頂戴』のまじくん、どこいった?

爽やかで泣けるし"kiss kiss""skip skip"と思わず口ずさんでしまうし、コーラスの"I wanna baby you make happy"、"I need you babyまで含めて好きです。(間違ってたらスミマセン;;)

 

この曲が主題歌のミニドラマ「またドン・キホーテで君と」鈴鹿央士と河合優実でやってほしい。

「またね」ってはにかんで八重歯が見えて小さく手を振る河合優実と、大人買いしたお菓子抱えて歩きながら笑顔で話す鈴鹿央士が見えるんだよ。(何言ってんだお前。)

 

 

 

おわりに……あとふたつだけ。まずは『大人だけど恋してます。』について。

 

大人になっても恋していいんじゃない?

世の中には『大人=恋しちゃダメ』みたいな空気が流れてるのか知らないけど……恋ってどうにもなんない感情だし、悪いことじゃないじゃん。

 

もし、どこか恋に戸惑い感じてしまってる人がいるなら「大人ぶってないで落ちていけ」とこの曲に背中を押されて、クラブ行くなりドンキで過ごすなりして、意中の相手誘ってほしいなんて思います。

 

 

もう一つはウル寿司について。

 

  • 複数リードボーカル
  • コーラスの厚みとクオリティ
  • 7人のグルーヴ(アナログの強み)
  • 日常に寄り添う音楽
  • 楽しくてちょっと笑える感じ

 

この5つが強みだなと思った。

花形であるボーカルの構成が幅広いのは強い(し、皆ガチのマジで歌上手い)。コーラスはバンドのそれじゃないハイレベル。7人でキレイにグルーヴまとまってるのは奇跡。

 

あとは……説明が難しいけど、現代って多くの人は毎日を必死に生きている訳で。そんなしんどい日々をちょっと笑える感じに変えたり、楽しくしたり、頑張ろうって思える楽曲がウル寿司は多いと思う。

 

ただ『私はかまいません』『寿寿寿寿司司司司』『パリピじゃNIGHT』は、そんな日常からちょっと離れてる気がする。肩に力が入ってると書けばいいのかな。

 

肩の力を抜いて、聴き手の日常に寄り添う。そんな音楽が「ウルトラ寿司ふぁいやー」なんだなと思いました。以上。

おとこいラジオ第2回放送後記

 

音楽と恋に落ちる@Radioの第2回が終わりました。アーカイブは上記ポストから飛んで聴くことができます。

 

 

・お題トーク『好きなチェーン店』

沖縄のチェーン店を紹介したり、好きなチェーン店を紹介したりしてましたが、生配信のリプライで「ミスドは大阪に幾つか面白い所あるので是非!」ときていて、超気になってます。

 

ミスドの第1号店は大阪なのは知ってるけど、それに関することなのかな……来週話すとのコメントありましたので、メールお待ちしてます。

 

 

・楽曲紹介:ウルトラ寿司ふぁいやー『大人だけど恋してます。』『終電後ドン・キホーテ

 

 

先週水曜日にリリースされたウルトラ寿司ふぁいやーの新譜についてあれこれ喋りました。

2曲とも本当にちょうどいい甘さで大好きです。『大人だけど恋してます。』は軽快だから出勤前とか超もってこいです

(放送後記書きながらBPM測定したらそこまで出てないコトに気づいた←)

 

歌詞や歌ってるところをマネて説明できるのは、活字より圧倒的にわかりやすいと思うけど、文章よりも言いたいことが伝えきれてない感じがします^^;

数重ねるしか無いですねこれは。

 

そして、おとこいのトピックスとして「自己紹介兼ねて30の質問やってみた」を書いたコトを報告しました。

旧ブログのhariの"10essentials"と合わせて読むと、このブログを書いてる人がどんな人かわかると思います。

 

今後としてはウルトラ寿司ふぁいやー『パリピじゃ☆NIGHT』のレビュー、センサカベストテンの感想、J-POP限定のマイベスト20。

そして4月6日といえばあの人の誕生日ですので、今年もアレをやります。どの曲を書こうかな?

 

パリピじゃ☆NIGHTのレビューは数日中に公開します。センサカベストテンは3月中に書きたい。色々思ったことがあったし。

 

 

以上です。来週は4月1日23:00よりオンエア!

お題は引き続き『好きなチェーン店』となってます。メッセージはXのプロフィール欄のメッセージはフォーム、もしくはこちらからお願いします。

次回放送は下のポストから飛べますので、リマインダー登録よろしくお願いします。

 

 

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